これからの国際社会における留学の意味

テレビや電話もさながら、インターネットの普及によって世界中どこにいても一瞬にして通じ合える社会になりました。
旅行に行かなくても臨場感あふれる映像で外国の色々な場所を見たり知ったりことが出来ますし、外国に行かなくてもそこの人達のスカイプで交流することが出来ます。

そんなグローバルネットワークの現在、わざわざ外国に引っ越して、そこで学ぶことにはどんな益があるのでしょうか?
日本の文部科学省の統計によりますと、2004年を境目に海外留学生の数が減ってきている今日のようです。
若者が外に目が向かなくなったとか、やる気がなくなってきているのではとか、色々なことが言われていますが、でも、日本にいて居心地が良いためという理由もあるようです。

少し前は日本で得られなかったものを海外でゲットしたいという強い渇望をもった若者たちがどんどん海を越えて、外に目を向けていきましたが、近年、外に目を向けなくても日本にいて住み心地良い環境の中でなんでも欲しい物が手に入るというのは事実です。
その頃の日本の若者の考えが今は韓国や中国の上層社会の人達に見られています。
実際近年海外留学の一位二位を占めるのは上記二国のようです。
日本人は安定期に入ったかのようで、ハングリー精神からちょっと落ち着いた時期にいるような気がします。
日本は居心地が良いから外に行く必要性を感じないなら、そのまま日本の中で暮らしていて事足りていくのでしょうか?世界的な視野で見るとやはりそれではやっていけません。
なぜなら日本は貿易大国で、海外へ物を売って経済が成り立っているからです。

このような社会の中で本当に海外の国々の必要を理解し、外国人の考え方を理解することはかかせません。
しかし、常に日本の中にいて日本人の考え方にどっぷりつかっていて、本当に外国の貿易の相手の人達を理解できるでしょうか?そこに実際に住み、肌で接してきた人にしかわからないことも多くあります。
そういう意味でも留学は大きな意味を持ちます。
海外の学校に留学して学ぶことは専攻科目のことだけではなく、その国の言語、文化、人間、生活習慣など様々です。
慣れない環境での生活で忍耐や知恵、人との違いを認める寛容性も身に付きます。
ですからこのような将来社会に出た時に貿易相手国の生活や人を本当に理解し、必要な物を提供できる者こそが世界の畑で生き残ってゆけるのです。

さらに、国際化社会において、日本人が占める位置を確立するにはやはり、国内だけにとどまらず、海外にどんどん出て、世界で通用する人間を形成していく必要もあります。
変化し続ける社会の中で、これから留学はどんな意味を持つのか。
やはり必要不可欠な学習手段と言えるでしょう。